埼玉県深谷市 フードツーリズム②「根深ネギのスター☆憧れの深谷ネギ」

旅の始まりは、バスの中から♪
深谷駅北口ロータリーに、かわいいふっかちゃんのラッピングバスが到着!

深谷市産業ブランド推進室のみなさまと、種苗店「マルカクのタネ」宮下さん親子がお迎え下さっています。

もちろん、旅のご案内人マッキーのお姿も。

既にバスの中は、第一集合ポイントで乗車された野菜ソムリエさんたちの笑い声で賑わっていました。

いつもにも増して、朝からテンション高めです。

バスが出発し、最初に向かうのは「深谷ネギ」の圃場。

到着までの車内は、自らが野菜ソムリエでもある宮下さん(息子さん)による深谷ネギの楽しいお話で盛り上がります。

手書きで作成いただいた「ネギの一生」は、とても分かりやすく、播種・育苗から定植、土寄せ、収穫まで、圃場到着までに背景を知ることができ、一粒の種まきから、強いキモチで育てて下さっていることが分かりました。

圃場では、生産者の澁澤さんから、澁澤さんが作る深谷ネギが特別おいしい理由、こだわった土づくりの話などを伺いながら、実際に収穫もさせていただきました。(品種:ホワイトスター)

主に砂丘地で作られている新潟のやわ肌ネギに比べると、スコップを踏み入れる力が2倍ほど必要でしたが「うまい!」と褒められ、少しいい気になって収穫していたら、カラダが痛くなり…準備運動が必要だと反省しました。

この作業を毎日している澁澤さん、本当に素晴らしいですし、何よりも、食べ方をたくさんご存じで、ネギ愛に溢れていることに感動いたしました。

こんなに、おいしそうに語られる生産者さんにお会いしたのは初めてです。
新潟に帰ると同時に収穫させていただいた深谷ネギがぎゅうぎゅうに詰まって到着!

澁澤さんの手書きのお便り付き。

のんべえ昭代のって…(笑)かわい過ぎです。「農花飯」と言うネーミングも美しいですね。

ネギ畑では、宮下さんの美しいお母さまのグリーンのお洋服が一際華やいでいらっしゃいました。

農林水産省HP「平成29年産野菜生産出荷統計」によると、日本におけるネギの作付面積第1位、収穫量・出荷量は共に第2位と、ネギ王国を誇る埼玉県。

新潟県にもネギの産地はたくさんありますが、埼玉県と比較すると作付面積は約1/4であることが判明。

雪の多い地区では、ネギが曲がってしまうので、新潟の秋冬どりは12月頃終わり、春どりが4月からと聞いています。

ちょうど、新潟のネギが品薄の時期でもあり、しばらく、澁澤さんのおいしそうな表情を浮かべながら、深谷ネギ料理を楽しませていただきます。(^-^)


野菜ソムリエ上級Pro. 清野 朱美