野菜たっぷり♪長ネギとホタテのうま味パスタ
★お鍋や薬味には欠かせない存在でもある長ネギのイメージをリニューアル♪
みんなが大好きなパスタに変身させちゃいます。(2019年1月放送)
【材料】2人分
・パスタ 180g
・長ネギ 80g
・パプリカ(黄)50g
・エリンギ 80g
・ミニトマト 5個
・ニンニク(みじん切り)小さじ1
・ホタテ貝柱(刺身用)8個
・出汁(かつお節・昆布)150ml
・薄口醤油 小さじ2
・オリーブオイル 大さじ1/2
・ブラックペッパー 少々
・クレソン(みじん切り)少々
・パスタを茹でる塩 分量外
【作り方】
(1)材料の下準備をする。
・鍋にたっぷりの湯を沸かしておく。
・長ネギは、斜め薄切りにする。
・パプリカは細切り、エリンギは薄切りにして長さを合わせる。
・ミニトマトはヘタを取り、横半分にカットする。
(2)沸騰させた湯に塩を溶かし、パスタを茹でる。
★アルデンテに仕上げる。(麺をポキっと割った時、中心だけ白く芯が残る程度)
(3)パスタを茹でている間に、フライパンにオリーブオイルとニンニクのみじん切りを入れてを弱火で熱し、香りが立ってから、エリンギ、パプリカ、長ネギ、トマトを入れて炒める。香ばしく焼き色がついてきたら一度火を止めて、パスタが茹で上がるのを待つ。
★パスタが茹で上がるタイミングに合わせて調理を開始するとベスト。
★全て、火が入りやすい野菜なので、1分もあれば十分。
(4)フライパンに出汁を注ぎ、火にかけ、ここでホタテと薄口醤油を加え、全体をかき混ぜてから茹で上がったパスタを手早く絡める。
★ホタテは刺身用なので、半生でもOK。火を入れすぎると縮んで硬くなるので要注意。
★ホタテのうま味成分の元となる「コハク酸」は貝類に多く、他に、グルタミン酸、タウリンを含む。ホタテはうま味の宝庫!
★新潟市江南区曽野木のまつだ農園さんでは、サンマルツァーノ(イタリアの代表的なトマト)が元気に育っていました。トマトもうま味の宝庫!和風のパスタに少し加えるだけでもおすすめです(^_-)-☆
(5)お皿に盛り付けてから、アクセントにブラックペッパーとクレソンのみじん切りを飾って出来上がり。
★クレソンは、ワサビやダイコンと同じアブラナ科の野菜で「シニグリン」と言う辛み成分を含み、消化の働きを助けます。
今回は、パセリではなく、クレソンのみじん切りを添えることで、ピリっとした辛味をつけ、うま味をより一層引き立てます。
※クレソンは、肉料理の添え物に使われることが多いのですが、パワーのある(栄養価の高い)野菜ですので、薬味として使うのもおすすめです。
※クレソンは水耕栽培が主流で1年中スーパーに流通しています。
【美容にいい話】
魚介類に豊富に含まれる「タウリン」は、疲労回復をサポートするとして有名ですが、中でもホタテは「タウリン」の含有量がトップクラス。
眼精疲労の回復や視力低下の防止効果も期待され、日頃、スマフォやパソコンを使う方には特におすすめ。
さらに、筋肉を強化し、肌のハリやツヤを保つ働きを持つ「グリシン」と言うアミノ酸も豊富に含みます。 美肌効果、アンチエイジング効果が期待できるホタテは女性にとても人気があります。
【やさいい話】
★寒い季節がおいしい理由
長ネギは、1年中栽培されていますが、冬場、寄せ鍋等でとろけるような甘みを含んだネギの味を感じられるのは、低温で生育することで、 水溶性のペクチン(ぬるぬるする所)と糖の含有量が増え、風味が増すためと考えられています。
古くから「薬用野菜」として利用されるネギは、風邪やストレスなどで体が弱っている時は、積極的に食べたい野菜です。
Recipe & Photo 野菜ソムリエ上級Pro. 清野 朱美
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