春野菜の食感を楽しむ♪もち米シューマイ

★もち米を衣に使い、見た目をかわいらしく、たねには豆腐を加え、ふんわりとヘルシーに仕上げています。(2019年3月放送)

【材料】2人分 

・ もち米 1/2カップ 
・木綿豆腐 1/4丁(80g)
・豚ひき肉 100g
・生姜  5g
・ニンジン 1/2本(30g)
・新たまねぎ 1/4個(30g)
・春しいたけ 1個(30g) 

【下味】 

・ 片栗粉 小さじ1
・しょうゆ 小さじ1/2
・ごま油 小さじ1/2
・塩 ふたつまみ 

【添える調味料】 

・練り辛子 お好みで
・しょうゆ お好みで 


【作り方】  

(1)材料の下準備。        
・もち米は洗って3時間ほど浸水させ、水気を切っておく。    
・木綿豆腐は、ペーパータオルで軽く押さえて、表面の水分を取っておく。    
・ニンジン、たまねぎ、しいたけは粗みじん切りにしておく。    
・生姜はみじん切り(細)にしておく。    

★春の野菜は水分が多く火が入りやすいの粗みじん切りにして食感を楽しむ。  

(2)ボウルに豚ひき肉、下味の材料を入れて、粘りが出るまでよく混ぜ合わせる。    
続けて、生姜、ニンジン、たまねぎ、しいたけ、豆腐を崩しながら入れて、均一になるまで練り混ぜる。   
★ニンジンと椎茸は衣に混ぜる分を少し残しておく。 

(3)たねを8等分にして、団子を作る。   
★たねがやわらかいので、スプーンを使うと扱いやすい。  

(4)平皿にもち米と、残しておいたニンジンと椎茸を入れて混ぜ合わせ、たねを転がしながら全体にもち米を付ける。 

(5)蒸気の上がった蒸し器で10分蒸す。      
★専用の蒸し器が無い場合、蒸籠が一つあると、手軽に蒸せて便利。   
★そのままでもおいしく召し上がれますが、お好みで、練り辛子やしょうゆを付ける。 


【美容にいい話】 

「蒸料理の利点」 

(1)油を使わないのでヘルシー
(2)水溶性のビタミンなど、栄養素の流失を最低限防ぐことができる。 

「ニンジンに豊富に含まれるβ-カロテン」 β-カロテンは、熱にも強い成分であるため、調理する際は、油と調理するとβ-カロテンを効率良く吸収できると言われています。 

本日のレシピは、一見油を使っていないように見えますが、お肉の脂とゴマ油がニンジンの機能性をアップさせています。 

にんじんは、緑黄色野菜の中でも、β-カロテンの含有量がトップクラスです。 

β-カロテンは、身体中の皮膚や粘膜を丈夫にし、ウィルスや細菌の侵入を防ぐ役割を持っています。 抗酸化作用があり、生活習慣病の予防、美肌効果も期待できます。 

村上市いそべ農場様の原木しいたけ。
海から吹いて来る風が程よく田んぼを通り抜け、雑木林を抜け、木々の隙間へ優しく入り、原木栽培に適した環境が作られます。


【やさいい話】 

 新潟県は、全国第2位のキノコ総生産量を誇る「キノコ王国」です。 

「キノコの旬 秋子と春子」

〇香りの高い秋子 秋のキノコは身にハリがあり、香り高いのが特徴。 
〇味の良い春子 春のキノコは冬の厳しい寒さの中、うま味を蓄え味が良いのが特徴。    

「梅の花が咲く頃から、桜散るまで。」と、春椎茸(春子)の旬を磯部さんから教えていただき、慌てておじゃました4月の始め。

空気が澄んでいて、神聖なる森の中、春子が笑顔で迎えてくれました。(^-^)


Recipe & Photo 野菜ソムリエ上級Pro. 清野 朱美

湊町 Kitchen Studio

体の中から美しく♪健康美を叶える「野菜きれいレシピ」を発信しています。