ごはんがすすむ♪野菜をたっぷり絡めたプルコギ

★旬真っ盛りの「梨」をたっぷりすりおろして、甘辛タレのベースに♪白菜も溢れるほどドーンと絡めて。(2018年11月放送)


【材料】2人分

・もち豚ロース肉(薄切り/しゃぶしゃぶ用)150g
・舞茸 60g
・白菜 250g
・長ネギ 50g
・ニンジン 40g
・パプリカ 40g
・春雨 50g
・ごま油 大さじ1/2
・白ゴマ 適量


(甘辛タレ)ヤンニョム

・梨 80g
・きび砂糖 大さじ1.5
・醤油 大さじ2
・コチュジャン 大さじ1
・一味唐辛子 小さじ1/2
・ごま油 大さじ1/2
・ニンニク(すりおろし)小さじ1


【作り方】

(1)材料の下準備をする。

・舞茸は手でほぐしておく。
・白菜は根元に包丁で切り込みを入れ、一枚ずつはがし、幅5cm程のざく切りにする。
※根元の厚みのある部分はそぎ切りにする。
・長ネギは、白い部分は斜め薄切り、青い部分は小口切りにしてわけておく。
・ニンジンは短冊切り、パプリカは細切りにして大きさを揃える。
・春雨は茹でて、水気を切っておく。


(2)甘辛タレを作る。

梨をすりおろし、大きめのボウルに入れ、甘辛タレの残りの材料を全て入れてよく混ぜ合わせる。

★本場では韓国唐辛子(粉)を使いますが、手に入れやすいコチュジャンと一味唐辛子の合わせ技でアレンジしています。
★梨の代わりにリンゴを使ってもOK!


(3)甘辛タレの入ったボウルに豚肉を入れて、よく揉み込む。
続けて、白菜、長ネギの白い部分、ニンジン、パプリカを入れて全体をよく絡めてから、ラップをして10分ほど置く。

★野菜から水分が出過ぎてしまわないように10分ぐらいがベスト。豚は薄切りなのですぐにタレが染み込む。


(4)深さのあるフライパンや、キャセロール、すき焼き用の鍋などにごま油を熱し、舞茸を香ばしくソテーする。

★舞茸は甘辛タレに漬けず、香ばしくソテーして風味を付ける。


(5)舞茸に軽く焦げ目がついたら、タレに漬け込んだ(3)を一気に入れて、春雨を乗せてから蓋をして煮込む。(中火で5分程度)

   

(6)仕上げに長ネギの青い部分をトッピングして、その上から白ゴマをたっぷりかけて出来上がり。  

★青みがあると彩りがよいので、長ネギは効率よく丸ごと使います♪
★本場ではサンチュに巻いて食べますが、ごはんがとてもすすむので、今回は白飯(新米)を添えて。


【美容にいい話】

唐辛子に含まれる「カプサイシン」

辛いものを食べてカプサイシンを摂り入れることにより、脳が刺激され、発汗作用が働き汗が出ますが、この汗は、普段かく汗とは違い、水分だけでなく油分が混ざっているので、肌の保湿分と油分をキープすることができると言われています。

辛いものを食べる習慣のある韓国人に美肌が多い理由の一つとも言われています。

※習慣化されていない日本人は、胃腸への負担も多いので摂り過ぎは注意が必要です。


【やさいい話】

白菜は95%が水分で、100g中のカロリーが14カロリーと低カロリーなのも魅力です。
※世界一カロリーの低い果実としてギネスブックにも掲載された「キュウリ」と同じカロリーです。

★カロリーの低さは♪夏のキュウリ、冬の白菜!

とはいえ、栄養をバランスよく含み、冬の「うまみ野菜」としての呼び名も高く、うまみ成分のグルタミン酸が多いのも白菜の特徴です。

うまみが活かされた八宝菜や、冬の鍋には欠かせない存在です。

★うまみ成分の多さは♪春のタケノコ、冬の白菜!

見た目に華やかさはありませんが、白菜は私たちの食卓に欠かせない優秀な野菜なんです。

新潟市江南区「諸橋弥次郎農園」さんの立派な白菜!!
白菜のうまみがたっぷり溶け込んだ冬のお鍋は毎日食べたいものです。


Recipe & Photo 野菜ソムリエ上級Pro. 清野 朱美

湊町 Kitchen Studio

体の中から美しく♪健康美を叶える「野菜きれいレシピ」を発信しています。